痛みをちからに 性暴力の実態と闘いの軌跡
世界的に# M e T o o 運動が広まり、性暴力を根絶しようといううねりの最中、日本では財務 省次官によるセクハラ発言が発覚しました。
さらに政府高官、官僚、国会議員らによるセクハラ容認発言が相次ぎ、「女性活躍なんたら」とは裏腹に、政権中枢にセクハラ・性暴力をなくそうという意思がないことが露呈されました。
また、フォトジャーナリスト・広河隆一氏による数々のセクハラ・性暴力も告発され「反権力を掲げる陣営」にもセクハラ・性暴力を容認する意識がまん延している事が判明しました。
このような日本の状況の中で、これからの闘いを切り開いていくために、おふたりの講師からお話を伺いたいと思います。
まず、佐藤かおりさん。
佐藤さんは、職場の上司からのセクハラで心身ともに大きな傷を負いながらも、国を相手に労災適用を求めて裁判を起こしました。結果、勝訴しセクハラ労災の基準の見直しに道を開きました。
もう一人の講師、牟田和恵さんはセクシャルハラスメントという言葉を日本に定着させた「福岡セクハラ裁判」のサポートをし、またセクハラを理解するための2 冊の本を書かれました。最近では自民党の杉田議員からの科研費バッシングとも闘っています。
おふたりのお話、そして対談をとおしてこれからの展望を切り開いていきたいと思います。是非、皆さまのご参加をお待ちしています。
● 日時 2019 年5月28日 ( 火)
18 時30 分 ~21 時
● 場所 ドーンセンター・4F 大会議室
( 大阪府男女共同参画・青少年センター)
● 対談 佐藤かおりさん(パープルユニオン)
牟田和恵さん(大阪大学教授)
コーディネーター 周藤由美子さん(京都SARA)
● 会費 1000 円
*維持会員の方は無料です。
*参加は女性のみ